事前相談士協会所定の認定試験に合格された方は、
「事前相談士」としての活動が可能となります。

【申込みから認定までの流れ】

【資格認定試験費用】 27,000円
※試験期間は申込みより2ヶ月間です。不合格の場合、期間内であれば再試験が可能です。資格有効期間は2年間です。
更新の際は更新料5,000円のお支払が必要です。資格認定試験費用にはテキスト・送料・認定料が含まれています。

テキストについて

事前相談士として各専門家と連携するために、各専門分野の業務を「わかりやすく簡潔に」まとめ、説明しているするテキストです。あなたが専門知識を身に着けるものではなく、「この相談内容であれば、この専門家に」と連携するための指針となるものです。法的な知識などは一切必要ありません。

内容の一部抜粋

税金編

事前相談士にとって、相続に関する相談は切っても切り離せないものです。その中には相続税に関する相談も当然としてあると思います。相続税に限らず、税金に関する相談を受けた際には注意が必要です。日本には税理士法という法律があり、税理士法には「無償独占」が定められています。無償独占とは、税理士業務はたとえ無料であっても税理士以外の者が行ってはならないという定めのことを言います。

条文を見てみましょう。税理士法第52条です。

「税理士」でない者は以下の行為をしてはならない。
1 税務代理
2 税務書類の作成
3 税務相談

ここでは「対価を得て」などという文言はありません。
つまり有料だろうが無料だろうが、他人のために上記の行為をしてはならないということです。もちろん自分自身で所得税の申告書を作成する、あるいは相続税の申告書を作成する、これらは認められます。……. 続く

お墓について

第1章 様々な埋葬・供養のかたち

昨今では、供養の形も様々です。宗教法人の境内墓地・公共・民間霊園等従来のお墓から、納骨堂・永代供養墓・樹木葬・海洋散骨といったように選択肢が増えている現状です。ここでは、相談に来られたお客様にご説明するにあたり、それぞれの特長に触れることにします。

◎一般宗教法人境内墓地(管理墓地)
全国的に見てもっとも多い供養の形といってもよいでしょう。御寺様(宗教法人) が管理している墓地のことを指します。葬儀・法事等も行っていただきます。一般的には使用者は特定の宗派の信者・檀家になることが必須条件で、各宗教法人規約に基づき葬儀・法事等も行っていただきます。普段のお付き合いも大事になってまいります。………………. 続く